夢想

足と声

白いシーツの上に仰向けに寝た妾と交わるオレがいる。 ピンクになまめかしく光るアメリカ芙蓉の花弁をオレの舌が慈しんでいる。繊細な被膜と大胆な粘膜の上をオレの舌は丁寧に伝い、匂いと感触を巻き取っていく。だが女は大の字のまま動かない。 オレは固ま…